いびきの悩み改善・解消ノート

▼このページの目次

いびきの原因

いびきの要因・なぜいびきをかくのか

試してみよう いびきの改善・解消法

いびきで悩んでいる人は意外と多いです。今まで自分がいびきをかくとは思っていなかったのに急に気がついた時は深刻に考えてしまいました。

いびきなんか病気ではないのだから気にすることはないよと言ってくれる人もいます。

でも、本人にとっては大きな悩みになっているんです。例えば友人と旅行に行った時に「いびきかくんだね。」なんて言われたらショックですよね。

今までそんなことを指摘されたことなんかなかったのに、いびきをかくなんて恥ずかしい。

まして、いびきで眠れなかったなんて言われたら、もう誰とも旅行になんか行きたくなくなります。

そして、もうひとつ問題があります。実はいびきをかくのは他人に迷惑をかけるということだけでなく、他の病気を引き起こす要因になることもあるからです。。

また、睡眠時無呼吸症候群という命にかかわる病気かもしれないのです。

このページではいびきをかく原因、要因、その改善、解消法について紹介していきたいと思います。

いびきの原因

なぜ、いびきをかくのでしょう?鼻腔からのど、気管支までの通り道を上気道といいます。

この上気道が狭まると呼吸をするときに空気抵抗が増えて粘膜や分泌物が振動して音が出ます。この音がいびきなのです。

難しい言葉ではなく、簡単にいうと呼吸をするときに空気の通り道が狭まってしまうといびきをかいてしまうということです。

この空気の通り道はもともと凸凹しているのですが、たとえば扁桃腺でなどでのどが腫れてしまうと通り道が狭まりいびきがかきやすくなるのです。

当たり前ですが、どんなに大きないびきをかく人でも、起きているときにかく人はいません。

ではなぜ寝ているときにいびきをかくのでしょう。それは眠っているときの姿勢が多いに関係あります。

眠るときにふつうは仰向けに眠ります。すると重力の影響で自然とのどの空気の通り道が細くなってしまいます。

また、眠ってしまうと人は全身の筋の緊張がゆるみ舌の筋肉もゆるみ振動しやすくなります。

そして眠っているときは起きているときに比べ、酸素の量が少なくてすむので、自律神経の副交感神経が鼻の粘膜の血管を広げ上気道の通りを細くします。通りが細くなれば当然、空気抵抗が高くなり、いびきをかきやすくなります。

こういったことで寝ているときはいびきがかくことが多いのです。

しかも、上気道が狭められは空気の通りが十分でなくなると、体内に取り込まれる酸素の量が少なくなり、炭酸ガスを排出する換気機能が低下するので、二酸化炭素が増加して血中のブドウ糖の量を調整しているインスリンの分泌が悪くなります。

インスリンの分泌が悪くなるということは糖尿病への危険が高まることなのです。

さらに、循環器や呼吸器にも負担をかけるので不整脈や高血圧症、心筋梗塞の原因にもなりかねません。

こうして体に大きな負担をかけるいびきは周囲の人に迷惑をかけるということだけではなく、本人の健康に深刻な影響をもたらすかもしれないのです。

    

いびきの要因・いびきをかいてしまうわけ

口を開けて寝てしまう口呼吸の人

これは口を閉じているときより口を開けているときの方が気道が狭くなるからいびきをかきやすくなってしまうのです。

太っている人

太っている人は上気道に贅肉がついているので気道が狭くなります。また、太っている人ほど多くの酸素が必要となり、たくさん空気を吸い込もうとするので気道抵抗が大きくなりいびきをかきやすくなるのです・

下あごが小さい人

下あごが小さい人は舌を支えているスペースが小さいため、仰向けに寝ると舌が落ち込んでしまい、気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。

アルコールを飲んだとき

お酒を飲むと筋の緊張低下が促進して上気道が狭くなり、必要な酸素量を確保しようとして口で大きく呼吸をするためいびきをかきやすくなります。

体が疲れているとき

疲れているときは寝ているときに、疲れをとるために無意識で口から呼吸をして、より多くの酸素をとりいれようとして、のどちんこなどが激しく振動していびきをかくことがあります。

老化のため

若いころはかかなかったのに歳をとってからいびきをかくようになった人は老化による場合が多いです。歳をとるにしたがって呼吸筋を含めた筋の弛緩が進み、いびきをかきやすくなります。

体に異常があるとき

のどの空気の通り道を狭くするような構造的な異常が鼻やのどにあるといびきをかきやすくなります。

蓄膿症、肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎、腫瘍、扁桃炎、口蓋扁桃炎肥大、咽頭炎、喉頭炎などです。また、高血圧、心臓病、糖尿病などの持病がある場合もいびきをかきやすくなることがあります。

睡眠時無呼吸症候群かもしれない

一晩(7時間)に10秒以上無呼吸状態になり30回以上続くか、あるいは1時間あたり5回以上無呼吸になる病気が睡眠時無呼吸症候群(SAS サス)です。

SASにかかっている人は激しいいびきをかきます。そして、ときどきいびきが止んだと思うと急に大きないびきをかくなど不規則ないびきを一晩中繰り返します。いびきが止まっている場合は無呼吸、窒息状態にあるわけです。こうした状態が続けば当然、眠りの質が悪く、目覚めたときに疲労感が残ります。

そのため日中、強い眠気に襲われたり倦怠感が起こります。集中力や記憶力が低下したりもします。最悪なのは自動車の運転中にいねむりをしてしまうケースもあることです。

また、SASは様々な合併症を引き起こします。高血圧や循環器系の障害を引き起こしやすくなります。心筋梗塞、脳梗塞など心臓・脳血管疾患と合併する確率も高くなります。

これらの病気を併発してしまう原因として、眠っている間の無呼吸の状態が酸素不足をもたらし、血液中の酸素不足が赤血球を増加させ、血液の粘性を高めてしまうことなどがあげられます。

いびきは睡眠障害のサインかもしれません。睡眠時無呼吸症候群ではと疑いを持つ人は早急に専門医に相談することをおすすめします。

試してみよう いびきの改善・解消法

まずは枕を考えてみよう

いびきが起こる原因は寝ているときにのどの気道が狭くなることです。

気道を狭くしないには寝ているときの姿勢が問題になります。仰向けに寝ると重力の影響で舌がのどに落ち込んで気道の通り道を塞ぎやすくなります。特に両手を上げてバンザイの姿勢で寝る人は、首を圧迫して気道を狭くする原因にもなるのでやめましょう。

これらを防ぐには横向きで寝ることをおすすめします。横向きに寝るときに枕の片側に本などを差し込み傾斜を付け、寝返りを打っても仰向けにならないようにしてみましょう。抱き枕をして横向きに寝てもよいかもしれません。

枕については、いびき用の枕も市販であるので試してみてもよいと思います。

いびき用枕

治療器具を使う

いびきの治療器具としていくつかのものがあります。睡眠前に、下顎を前に固定することで気道を確保する専用のマウスピース。空気圧の力で気道の狭窄、閉塞を回避するCPAPという医療器具。(いずれも専門医の指導により装着するものです。)

もうひとつはナステントという新しい治療器具。鼻にソフトなチューブを挿入することで気道を確保します。(痛くありません。)これは自宅で自分で試すことができるます。現在、無料でモニターを募集しています。モニターになることにより無料なので気軽に試してみるのもよいでしょう。

いびき解消用治療器具ナステント

サプリメントで改善

いびきを改善するという目的のサプリメントがあります。これは主にコエンザイムQ10という成分が主成分で健康や美容に良いというサプリメントで聴いたことがある人も多いと思います。

健康、美容のためのサプリメントと少し違い、還元型コエンザイムQ10とえごま油、発酵ギャバ、ラフ前キスを成分としたものです。

いびき用サプリメント

ダイエットしよう

前述したように肥満はいびきの要因のひとつです。太っている人でいびきをかく人は比較的多いです。

肥満の人はのどの内側に脂肪が厚く付着して気道を狭めていることが多いのでいびきをかきやすいのです。

専門医による治療

スリープスプリント

先に上げたマウスピース(スリープスプリント)を装着して、下あごを前に引き出し、舌根の沈下を防止する器具です。この器具は睡眠時無呼吸症候群の治療用なので専門の医療機関で確定診断を受ければ保険適用になります。これは向く人と向かない人があり専門医に相談してみましょう。

CPAP(持続陽圧呼吸装置)

睡眠時無呼吸症候群に使われ効果があるという治療器具がCPAP(持続陽圧呼吸装置)です。鼻にゴムマスクのようなものを装着して、コンプレッサーによって空気を持続的に気道に送りこむというものです。かなり効果があるということで評判も良いのですが、問題がひとつ、費用がかかるということです。

睡眠時無呼吸症候群と診断され保険が適用されても毎月5,000円ぐらいのレンタル料、1ヶ月では効果が出ませんので1年、2年と続けるとそれなりの費用がかかります。また、保険が適用されず購入ということになれば15万円~45万円台という高価格のものになります。

通販などでも購入できるもの

ブリーズライト

安価で手軽に試せるものとして鼻孔拡張テープがあります。これは絆創膏を小さくしたようなテープを鼻翼の上あたりに貼ると鼻腔が持ち上げられ拡張するというものです。代表的な市販品はブリーズライトという商品です。

まとめ

家族や他人にそのいびきの騒音で迷惑をかけてしまう場合があり、いびきをかくことに気がつくと肩身のせまい思いをすることもあるでしょう。

でも、そんな他の人に対してばかりでなく、本人の健康にも影響があるかもしれないのです。

いびきをかいていると熟睡ができていないことが多いです。そのため日中に居眠りをしそうになったり、集中力がかけて仕事でミスをしたりとかの弊害が起きたりします。

さら、いびきをかくことで酸素不足になり、高血圧症や心臓病、脳梗塞などの病気を引き起こしやすくなることもあります。

いびきは治した方がよいです。そのためには、枕を替えたり、口呼吸を防ぐテープなどを利用したりなど、まずはできることからしていきましょう。

より、深刻に感じたら専門医に相談するべきでしょう。先に上げたスリープスプリントやCPAP(持続陽圧呼吸装置)などを試せば改善した例は多いです。

睡眠時無呼吸症候群などは命にかかわる重い病気でもあるのですから。

すぐできるところでは、減量したり、アルコールを控えたりとか生活態度を改めて健康的な生活をすることも大事です。

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